今回の症状は「野球肘」です。前回の阿部先生に引き続き症状ブログ第2弾

こんにちは!!健心整骨院緒方です! ゴイゴイスー👉👉

今回も前回の阿部先生に引き続き、いろんな症状についてブログを書きたいと思います。

今回のテーマは……

  {野球肘}です!!

自分自身でも野球しているということもあり目にする機会が多いこの症状についてブログにしていきたいと思います。


【野球肘ってナニ!?】

 

 

 

 

 

 

 まず皆さんが思うことは、「野球肘って聞いたことはあるけどそもそもどういう状態なの?」ということです。

 ・野球肘とは、投球動作によって起こる肘関節の障害の総称なのです。

野球肘の障害は、肘の内側、外側、後側の3つの部位別に大きく分けられて、年齢によって損傷される部位が異なるという特徴があります。

投球動作中では、肩関節が最大外旋した時と、リリース(ボールを離したとき)直後で肘関節に負荷が掛かります。

投げ過ぎや不良な投球動作によって肘にかかる負荷が大きくなり痛みが発生します。

{野球肘が起こるしくみ}

肘には、上腕骨、橈骨、尺骨の3つの骨があり、これらをつなぐ靱帯が内側と外側にあります。

また、上腕骨の内側にはボールを握ったり、投球中にスナップを効かせたりする筋肉がついています。

ボールを投げる時、肘の内側では「牽引力」により骨や靱帯が引っ張られて剥離骨折や靱帯損傷などが起こります。

一方外側では、「圧迫」により軟骨や骨が陥没するような障害が起こり、後方では、骨同士の「衝撃」や「こすれ」により疲労骨折が起こったり、骨や軟骨が欠けたり削れたりします。

また、子供と大人で障害が発生する部位が変わるのは、子供から大人へ成長するにつれて肘の中で最も弱い部位が変化し、この弱点に障害が起こりやすいためです。

 


{内側の障害}

◊上腕骨内側上顆障害(リトルリーグ肘)

子供に起こる障害です。肘の内側の骨の出っ張り部分(内側上顆)の成長軟骨が障害されます。

徐々に痛みが出て、初めのうちは投球後数時間で痛みはおさまってしまいますが、だんだんと繰り返すうちに痛みがおさまりにくくなります。

子供の野球肘はほとんどがこの障害です。少年野球選手の20%以上にみられたという報告も多くあります。

多くは1~2か月の投球中止によりほぼ治癒しますし、投球(送球)以外のランニング、バッティング、ノックの捕球の練習などは中止しなくてもよい場合がほとんどです。

・体が硬い・フォームが悪い、などの問題があると再発しやすいのでこれらを改善することが大切です。

◊上腕骨内側上顆裂離

上腕骨内側上顆障害とよく似ていますが、これはある1球を投げた時から急に痛みが出ます。肘の内側の出っ張り部分(内側上顆)の成長軟骨や骨が割れたもの(裂離)で、怪我の一種です。

怪我なので1~3週間程度固定が必要なことが多いです。この場合も再発予防のために、体の硬さ、フォームの見直しなど改善が必要となります。

◊内側側副靱帯損傷

通常高校生以上で起こります。投球時の「牽引力」により内側の靱帯が引っ張られて損傷します。

「疲労が溜まって徐々に傷んでくる場合」と「急に断裂する場合」があります。

投球を中止し、フォームや体の硬さなどに問題があればこれらを改善します。

また、靱帯を補強してくれる腕の筋肉(回内屈筋群)を強化するなどのリハビリ治療を行います。

最近では、プロ野球選手の間でもよく耳にする、「多血小板血漿(PRP)」治療という再生医療の一種を行うことも多くなってきました。

それでも改善しない場合には、手術を行うことがあります。多くのプロ野球選手が経験している※{トミージョン手術}です。

あのエンゼルスの大谷選手やパドレスのダルビッシュ投手、松坂投手、桑田投手など数々の名投手も経験しています。

※トミージョン手術

肘の靱帯断裂に対する手術術式。

初めてこの手術を受けた投手トミー・ジョンにちなんでこう呼ばれている。

投球の際に肘の側副靱帯に大きな負担がかかる野球の投手が受けることの多い手術。

 

 

 

◊回内屈筋群の障害(肉離れ、疲労)

投球により腕の内側の筋肉に疲労が溜まったり、肉離れが起こったりすることがあります。

投球を休止し、痛みがおさまったらフォームや体の硬さなどの問題を改善したり、腕の筋肉のストレッチを行ったりして再発を予防します。


{外側の障害}

◊離断性骨軟骨炎(上腕骨小頭障害)

野球肘で最も重症になる障害の1つです。ひどくなると関節軟骨の一部がはがれて※関節ネズミとなったり、肘が変形して動きが悪くなったりします。

初期に発見されれば、投球禁止で治り、手術はしなくてもよい場合が多いです。

10歳前後で発症することが多いですが、初期には自覚症状がないことが多く、13~17歳ごろにグラグラになった軟骨がはがれて痛みが出て初めて医療機関を受診するということがよくあります。

 最近では、全国各地で少年野球検診が行われるようになりましたが、一番の目的は離断性骨軟骨炎を早期に発見し、重症になる前に治療を行うことです。

関節ネズミ(関節内遊離体)

軟骨や骨のかけらが骨の間に挟まって痛みを出すこと。

挟まっていない時は全く痛みを感じませんが、挟まると激痛が走ります。

関節鏡を用いてクリーニング手術を行います。

◊滑膜ひだ障害

投球で腕を伸ばしたとき(フォロースルー)に肘の後外側にある膜が骨に挟まって痛みを出します。投球フォームに問題があれば改善したり、肘筋という筋を鍛えたり、注射したりして治療します。


{後側の障害}

◊肘頭骨端線閉鎖不全

骨が成長する部分を骨端線と呼びます。通常尺骨の骨端線は中学~高校で閉鎖(癒合)します。

ボールを投げる時、フォロースルーでは肘が伸びますが、この時に肘の後ろでこち同士の衝突が起こり、骨端線が開くような力が働きます。

これにより、骨端線の癒合が遅れたり、骨端線部分で骨が分離したりして、骨折のようになることがあります。

投球を休止し、痛みがおさまったらフォームや体の硬さなどの問題を改善したりします。

◊肘頭疲労骨折

同様にボールを投げ肘が伸びるとき後ろの骨同士の衝突が起こり、これを繰り返すことで疲労骨折が起こることがあります。

骨端線が癒合した中学~高校以降で起こります。

投球を休止し、痛みがおさまったらフォームや体の硬さなどの問題を改善し、再発を予防します。

◊後方インピンジメント

ボールを投げ肘が伸びるとき後ろの骨同士の衝突が起こり、このときに骨と骨の間に軟部組織が挟まって痛みを出します。

上腕三頭筋を鍛えたり、フォームや体の硬さなどの問題を改善したりして治療します。


{その他}

◊変形性肘関節症

野球を長年行うと徐々に肘に変形が起こったり、関節ネズミも出来たりもします。

大きな骨棘が出来ると曲がりや伸びが悪くなることもあります。

症状によっては関節鏡を用いてクリーニング手術を行います。


全ての症状に共通することはやはり「体の硬さ」です!外でたくさん練習することはもちろん大事なことですが、

家でしっかりと湯船の中に入り身体を温め、ストレッチをして身体をほぐすことを小さい頃から意識することで長くスポーツを続けられると思います!!

 

今現在の野球界はどの年代も野球人口の減少が止まりません⤵⤵どんどんチームの数も減っていっています😿😢

そのため、今の野球をしている子供たちに長く楽しく野球をしてもらうためにいろいろなルール決めて子供たちを守りサポートしています。

 

僕たちも微力ながら子供たちのサポートをして野球だけではなくすべてのスポーツをしている子供たちに長く楽しくスポーツをしてもらえるように日々努力をして治療を頑張りたいと思います。

 

以上健心整骨院緒方でした。

(追伸:お風呂に浸かる時のポイントは40℃~41℃の熱さのお湯に10分程度入って10分休憩してまた入るというのを繰り返すと副交感神経(リラックス状態)が優位になります。

一方42℃以上になると交感神経(興奮状態)が優位になり筋肉も休まりません。参考にしてください)